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RED GARDEN #7
エルヴェの死んだ母親と、死にゆく従妹。
虚脱する4人。
エルヴェの役割がよくわからない。従妹への処遇からリーズを憎み
製薬会社の研究室から連れ出し殺害した。同時にリーズを探しにきた4人も。
4人は葬儀屋が取り戻し、抗ウィルスの生ける検体として葬儀屋の監視下にある。
ってことかな。
獣化ウィルス(をあやつる敵)
↑ ↑ ↑
敵対 敵対 寝返り
葬儀屋←敵対→製薬会社 離反→エルヴェ
使嗾↓ 検体↓ ↓
4人 リーズ ←敵意
警察
- アーティスト: 新谷良子
- 出版社/メーカー: ランティス
- 発売日: 2006/11/15
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RED GARDEN #2、3、4、5、6
つまり、4人の懊悩し呻吟にあえぐ姿を、本当に有効なものにするには
外部から設けられた限定、[否応なく殺され、再生させられたこと]
の、向こう側をいかにして描けるのか、だと思います。
現在彼女らの手にある生って、周到な周囲からの道具立て
召集、戦闘、死、連帯責任等、だけではその動機を満たしていませんから。
それだけのためには生きていない。
それは例えば、今まで一人でいることが多かったクレアが
脱落しそうな仲間に向き合おうとし、
グレースの一員として振舞っていたケイトが、
不良と思われていた友人と行動を共にする。
それまでそれが当たり前だった弟たちとの生活が
たやすく失われかねないと思い知らされるローズや、
母の苦しみの存在にふと気がつくレイチェルなんですけど。
いずれも、眼前の生が、何の苦慮もなく失われるものだと
[否応なく殺され、再生させられたこと]で理解し、あらわれた変化です。
多分、見ず知らずの他人が、後戻りできないような知り合いかたをする。
同時に苦役を課せられて、どこかに進んでいかされる。という構図は
当初から、ある主人公たちに相互理解と成長を強いるという
企図のもと作った舞台だと思うんですけど。
そのように、いま課せられている生だけではなく
上記のような、そうあったかもしれない生
これから手に入るかもしれない生を描くことで
生きることのやむにやまれなさ、殴打し撲殺することさえ
その中に含まれるような必死さが、もっと鮮明になると思います。
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V-Kingdom
STEREO LOVE